王室研究会連合活動記録

大学連合サークル、王室研究会の日々の活動を綴ります。

ご挨拶

王室研究会は各大学の存在している王室研究会の連合組織です。ここでは明治大学王室研究会共同代表を紹介させていただきます。

 

明治大学王室研究会共同代表より

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菅間

明治大学 文学部 史学地理学科 アジア史専攻 在学

担当

ヨーロッパ中心の世界の王室及び日本の大名

私は特定の王朝ではなく「世界の王室」というかなりざっくりかつ総合的な分野を扱っております。世界の君主は現在約30人存在しており、地域の君主なども含めればその数は計り知れません。また、フランス王室・ロシア帝室などかつて君主であった王家の子孫である「王位請求者」についても扱っています。彼らは自称君主と片付けられがちですが、彼らには正統性があり、現在の王政復古の運動にも担がれるなど影響力は失われてはいません。

王室の歴史は十人十色とそれぞれ違った歩みを歩まれております。隣国であるイギリスとフランスでも王室がたどった運命も違いますし、東洋と西洋となるとその差は歴然です。世界をのぞいてわが国にないもの・わが国しかないものを見つけていくのも王室研究の一つの楽しみ方です。

 

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藤原

明治大学 文学部 史学地理学科 アジア史専攻 在学

担当

日本皇室通史 朝鮮王公族 

私は主に本邦における皇室制度の通史を学びそこから得られる天皇制の存在意義を究めています。本邦には世界的に類を見ない歴史の長さを有す皇室が存在しています。この皇室がなぜ歴史上一度も玉座の座を譲ることがなかったのか。なぜ天皇制は維持され続けていたのか。既に数多の先人たちがこの謎に対して向き合い議論を重ねてきました。そのような研究に敬意を評し自分なりにも皇室に対して研究の日々を重ねている毎日です。

また、本邦の歴史を語る上で見過ごさないのが朝鮮半島との歴史です。古代から渡来人の往来や朝鮮通信使など日本と朝鮮半島は斬ってもきれない関係にあります。私は近代における韓国併合の過程で誕生した朝鮮王公族への理解も重要と考えています。

日本と朝鮮半島。アジアを絡めた皇室への歴史研究を行っていきたいと思います。

  

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池田 

明治大学 文学部 史学地理学科 アジア史専攻 在学

担当

中国古代史 秦帝国政治史

私は本会のなかでも少数派の中国の古代の王朝について学習しています。とりわけ現代にもつながる漢字文化の統一を行った始皇帝について最も関心が強く、末輩ながら研究を行っております。

例えば今日の中国では北京と上海での会話言語は相違点が多く、意志の通達が困難であることもありますが漢字表記の看板などは多くの人が理解できますし、日本人の私がタクシーの運転手に目的地を伝える際も字を書けば伝わります。

文字の統一ひとつをとっても、現代人でさえ彼の恩恵を受けているのにもかかわらず依然として始皇帝に対する評価というものは二分されている印象です。

日本と異なり政治的なリーダーも兼ねた中国の皇帝を学ぶことは、我々日本の象徴としての天皇について考える際に決して無駄な教養ではないと考えています。

今後も中国古代の君主について学習・研究を行いたいと思います。