王室研究会連合活動記録

大学連合サークル、王室研究会の日々の活動を綴ります。

世界帝国 第2章 1/4~東アジアの巨竜清帝国の努力~

 

こんにちは。明治大学王室研究会の菅間です。

 

今回から清帝国から入っていきますので何卒宜しくお願い致します。

 前章は下記から!

oushitsukennkyu.hatenablog.jp

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続いては清帝国である。清帝国といえばラストエンペラーで有名な宣統帝溥儀を輩出した中国最後の王朝で有名かもしれない。

 

しかし、清帝国の帝室となった愛新覚羅氏は中国らしからぬ名字からわかるように現在人口の九割を占める漢族の出身ではなく、満州族(女真族)の出身なのである。

 

満州族アルタイ語族ツングース系の民族で漢人よりもモンゴル人・トルコ人に近く、半農半猟の生活をしていた。

満州族は清以前にも中国東北部金帝国を建国していたが、中国全体を統治したのは清帝国が初めてである。

 

そんな満州族が支配する清帝国ムガル帝国と同様に少数派が多数派を支配する国家であった。

支配者である満州族は人口で自らを圧倒する漢族を支配する必要があり、もし漢族の反発を受けるような政策を行えば大規模な反乱を起こされてしまい帝国を維持することが困難になる。実際大規模な反乱を起こされて滅亡した中国歴代の王朝も少なくない。

 

さらに清帝国満州族や漢族だけでなく、モンゴル族ウイグル族チベット族などそれぞれ文化も宗教も違う多くの民族をも治めており、そういった民族とも折り合いをつけていかねばならなかった。

 

そんな中でも清帝国12代約300年にわたって広大な領土と多くの民族を統治してきた。

ここでは世界帝国としての清帝国を以下の3つのポイントから説明していくとする。

 

①複合性

②皇帝への権力集中

③飴と鞭

 

次回からは

 

①複合性

 

の観点から始めていこうと思う。

 

明治大学王室研究会 菅間