王室研究会連合活動記録

大学連合サークル、王室研究会の日々の活動を綴ります。

エリザベス女王クリスマスメッセージ 〜英国王室と日本皇室〜

こんにちは。王室研究会です。

今回は英国王室の話。我がサークル広報担当並びに欧州王室担当の者が執筆しました。

2019年英国王室は、波乱に満ちたものとなりました。

 

 

英国王室、2019年を振り返る


 2019年12月25日に毎年恒例のエリザベス2世女王陛下によるクリスマスのあいさつでは2019年を「特にでこぼこな道」と述べられ、1969年のアポロ11号による月面着陸や1944年のノルマンディー上陸作戦75周年記念行事を例に「大きな飛躍よりも小さな一歩が大切」、「信念と希望をもって踏み出せば長年の対立を克服して調和と和解をもたらす」と世界に地道な努力と和解の精神を強く呼びかけなさった。


 イギリスにとって2019年は大変な年であった。EU離脱を巡って国内で意見が分裂して交渉が泥沼化、EU離脱のみならずイギリス王室も災難続きであった。1月に夫であるエディンバラ公フィリップ王配殿下が自動車事故を起こされ、フィリップ殿下に怪我はなかったものの衝突した自動車に乗っていた女性2人に怪我を負わせてしまい、自動車免許を返納されることになった。さらに12月に入院され、「念のために」とおっしゃったものの今年で98歳になられる殿下の体調が心配である。5月に孫であるサセックス公爵ヘンリー王子に長男のアーチ―王子がお生まれになった(女王陛下にとっては8人目の曽孫)が、ヘンリー王子とメーガン妃は相次ぐご夫妻に対するマスコミの非難に苦しまれた。さらに、11月に次男のヨーク公爵アンドリュー王子が少女の性的人身取引罪で逮捕されたアメリカの大富豪との交友関係の報道を機に御公務を控えられた。


 一連のスキャンダルに見舞われたイギリス王室であったが、あいさつで女王陛下は冷静沈着に「信頼を立て直すには忍耐と時間が必要」とおっしゃった。地道に努力を重ねて国民に歩み寄っていくのであろう。女王陛下も今年で93歳になられるが、年齢を感じさせない堂々とした姿勢をみて改めて女王陛下としての威厳を感じた。イギリス王室は今まで数多くのスキャンダルに見舞われながらも常に国民に歩み寄ってきた。2019年は大変な年であったが、イギリス王室は耐え抜いてこれからもイギリス国民の君主として君臨し続けてほしい。(菅間)

 

立憲君主国として君臨する女王は国家の元首とされています。

英国王室は系統が変わると王朝名も変わります。

現在は「ウィンザー朝」です。女系容認により、王朝名が変わりました。

日本にはこれといった王朝名はありません。それはなぜか。天皇家に苗字がないからです。

隣国の中国は、例えば明国なら「朱氏」、清国なら「愛親覚羅氏」がいました。皆一様に名字を持っていたのです。

しかし、日本では天皇家が臣下に名字を与える役割を担っていました。源平藤橘は最も著名な例です。

苗字がないという神秘性。私はそこに痺れますが、皆さんはいかがでしょうか?

 

最後に、英国王室の一層の発展とエリザベス女王並びにフィリップ王配殿下のご健康を祈願致します。

 

明治大学王室研究会 代表